みなさんこんにちは!
嶺町小学校PTO団長の久米雅人です。
今回は4月20日に池上会館で行われた「大田区PTA新任役員研修会」についてお話させていただきます。
この研修会は、嶺町小学校が所属する「調布地区小学校PTA連絡協議会」だけでなく、蒲田地区・大森地区を合わせた総計59の小学校のPTAにおける新任役員が誰でも参加可能な「合同研修会」です。総勢で200名くらいの方が参加していました。
・そもそも「調布地区小学校PTA連絡協議会」ってなに?
嶺町小学校は大田区の学区を「3つ」に分けた内の「調布地区」に該当しており(他の2つは蒲田地区と大森地区です)、嶺町小学校PTOはこの「調布地区小学校PTA連絡協議会」に加盟しています。
それぞれの区ごとに地域の特色が出ていることも大田区の広さを物語っていると思いました。
嶺町小学校は、PTAを改革してPTOになった10年前に、こうした連盟への参加を継続するべきかどうかを検討したようです。その際「他校との関係を作っておいて交流を図ることは残すべきなんじゃないか」と判断し、現在も調布地区に所属しています。
PTOの団長は毎月1回、この「調布地区小学校PTA連絡協議会」で情報共有などの打ち合わせを実施しています。
・「調布地区」にはどんな学校が参加しているの?
嶺町小学校のほか、雪谷小学校、赤松小学校、洗足池小学校、田園調布小学校、東調布第三小学校など、15校ほどの様々な学校のPTA会長が参加されています。
・「調布地区小学校PTA連絡協議会」では何を話してるの?
調布地区や大田区全体に関する方針や、地区を跨いで行われるバレーボール大会、お祭り、運動会などの活動について、各校が役割を分担・担当することについて確認し合ったり、調整・議論して決定しています。
また、各校がやっているいろんなイベントのアイディアを共有し合う目的もあります。「どうやってやったの?」「いくらかかったの?」「何人くらいお手伝いが必要だった?」など、具体的な質問をすることができます。
各校における様々な活動事例を聞くことができるのは、非常に有益であると感じています。例えば、夏休みに本格的なお化け屋敷を企画した学校や、コロナ禍においてどのような工夫を行ったかなど、他校のPTA会長から直接お話を伺うことがでます。今回は合同研修会であったため、大森や蒲田の学校も参加しており、各校の発表内容も充実していました。
・専修大学教授からのお話も
また後半は、著書『政治学者、PTA会長になる』(毎日新聞出版)でも知られる専修大学教授の岡田憲治先生にご登壇いただき、「PTAおもいだそう、10のこと」というテーマでお話を伺いました。こちらも画像にて共有でします。
・本に興味のある方はこちらをご参照ください
・参加してみた印象と今後について
参加してみた印象として感じたことはPTA自体が時代の流れに合わせて変化していかなければいけないよねということを強く打ち出している印象を受けました。ただお話してみるとうまくバランスをもって運営されている学校も多くある中で、ポジティブな側面もどんどん意識して打ち出すことで、より良い印象を与えることができるのではないかと感じました。
・各地区のイベント状況などを共有
各地区からのイベントの発表では、水風船バトルや夏の星座見学会、映画鑑賞会などいろんなイベント実績を共有いただきました。
また後半の情報交換会では、「嶺町小学校です」とお伝えすると、多くの方から「ボランティア制についてぜひお話を聞かせてください」という反応をいただきました。
休日のため、参加が難しい方もいらっしゃったと思いますが、ボランティアセンターのスタッフや役員として活動する機会があれば、ぜひ一人でも多くの方に他校の雰囲気を味わっていただきお仲間を作っていただければと思います。年内に同様のイベントが開催される際には、ぜひご参加を検討いただければ幸いです。
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